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ミヒャエル・ゾーヴァ
Michael Sowa

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ちいさなちいさな王様
Der kleine König Dezember

ミヒャエル・ゾーヴァ:絵
アクセル・ハッケ Axel Hacke:文の絵本。
英訳タイトルは「Little King December」
原書のタイトルは「Der kleine König Dezember」 ドイツ語です。
邦訳は講談社から、木本栄 / 那須田淳 :訳で出ています。

あらすじ
サラリーマンの主人公のまえに、ある日、とつぜんやってきた、ちいさな王様。王様の世界では、生まれたときが一番大きくて、それからどんどん小さくなって、いろんなことを忘れていくといいます。
王様の小さな部屋にお邪魔したり、王様を胸のポケットに入れて外に出たり、一緒に星をながめたり。
主人公と王様の、日常のすきまからちょっとだけこぼれおちたような、不思議な交流の日々のものがたり。

主人公がサラリーマンだったりするので、子供のための絵本というよりは、最初から大人を対象にした絵本かなという気がします。
読んでいて「星の王子さま」を少し思い出しました。

SSS: YL 4.5 10,000語(概算)
英訳本は表紙の絵がドイツ版や日本版と違います。
中の挿絵にでもあるのかな? と思ったのですけど、中にも無くて、残念。
英語は、そんなに難しい単語などは使われていないのですけど、一回目に読んだときは、ちょっとよくわからなくて、2回じっくり読んで、ようやくいろいろ掴めた感じ。
王様が、わたしたちの常識とは、すこし違った世界に住んでいるので、その発言も、普通とやはり違っていて、さらっと意味が掴めなかったといいますか…
ドイツ語の原書。

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(2009年11月)
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ドイツの絵本
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