リチャード・マシスン
Richard Matheson
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リチャード・マシスンの「ある日どこかで」
原題は、最初は「Bid Time Return」として発売されましたが、その後、映画化のさいに題名を「Somewhere in Time」にしたことから、原作の題名も現在では「Somewhere
in Time」で発売されることが多いようです。
1976年の世界幻想文学大賞受賞作。
日本でも、映画は知る人ぞ知る名作として人気があり、宝塚でミュージカル化もされた作品。
あらすじ
病気のため残りわずかの命と知ったリチャードは、或るホテルで、古い女優のポートレイトを目にし、ひとめぼれしてしまいます。女優の名はエリーズ・マッケナ。
リチャードは彼女と恋をするために、過去へと旅立つことを決意するのでした…
邦訳は、東京創元社から尾乃上浩司:訳 佳嶋:カバーイラスト 瀬名秀明:解説で出ています。
巻末の解説がけっこう詳しくて、映画のさいにタイトル変更されたいきさつや、本書のヒロイン、エリーズ・マッケナのモデルとなった女優、初代ピーター・パンのモード・アダムズのことなどにも触れられています。
(2009年11月)
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1872年生まれ、1953年没。 「ある日どこかで」のエリーナ・マッケナのモデル。 左の写真は「Charles Frohman: Manager and Man」より。 本の内容は、→こちらのサイトさん(英語)で読めます。 |
左は「小牧師」 右は「ピーター・パン」 どちらもバリの戯曲。 バリはアダムズのためにピーター・パンの戯曲を書きました。 |
世界幻想文学大賞作家